AIチーム開発ワークフロー
シンプル・低コスト版(たたき台)
受託開発の案件を、ChatGPT と GitHub で進めるための流れです。最初の2〜3件で試しながら調整します。
全体の流れ
GitHub Issue で引き継ぎ
通常の流れ
必要な時だけ
AIが自動で対応
ステップごとの内容
- ChatGPTで案件ごとにプロジェクトを作成し、PMと開発を招待する
- ChatGPTのミーティング録音機能で打ち合わせを録音する(クライアントの了承を取る)
- 議事録とクライアントの資料をプロジェクトに保存する
- 専用GPTと一緒に要件をまとめる。UI/UX、セキュリティ、運用、コストなどの社内基準もGPTが確認する
- GPT Imagesでモックを作り、クライアントに確認してもらう
- クライアントのOKが出たら、テンプレートからGitHub Projectを作成する
- Issue「要件定義完了」を作成して開発に引き継ぐ
- クライアントの技術要件とコスト要件をもとに、開発チームが技術を選定し設計する
- 課題があればIssueにまとめてPM・営業を@メンションし、クライアントと相談してもらう
- 基本のスコープが確定したら開発へ
- Issueを作成し、土台から順に実装する
- 実装はAI、レビューは人。テストは開発と並行して進める
- 最後にAIでセキュリティチェックと修正を行う
- マニュアルとFAQを作成する
- 下の「納品前の品質基準」をすべて満たしたら納品へ
- 納品物とテスト結果はGitHubに保存する(GitHubで渡せないものだけGoogle Drive)
- 準備ができたら、開発がIssueでPMに連絡する
- PMが最終確認して納品し、保守の期間と窓口、監視・メンテナンスの有無をクライアントと決める
- 問い合わせはどこから来ても、すべてIssueに登録する
- Issueが登録されると、開発を待たずにAIがすぐ一次判定する
- コード以外の問題や、一時的な回避策で対応できる場合は、AIが自動で営業に回答を返す
- コードの修正が必要な場合は、開発が内容を確認して修正する
- 追加の要望は変更依頼として②に戻す
- オプション:本番環境を常時監視し、問題があれば自動でIssueを作成する
- オプション:AIによる定期メンテナンスとセキュリティパッチ(無料の範囲と有料の範囲は契約で決める)
3つのルール
- 書いてないことは、決まってない打ち合わせやチャットで決まったことは、必ずプロジェクトに残す。
- 人に聞く前に、AIに聞くまずプロジェクトのAIで確認する。答えがない時だけ人に聞き、その答えもプロジェクトに残す。
- 確定後の変更は「変更依頼」スコープ確定後の追加・変更は、Issueで変更依頼を出して②に戻す。
使うツール
| ツール | 使う人 | 置くもの・使い方 |
| ChatGPT Team | 営業・PM・開発の全員に1席ずつ(アカウントの共有はしない) | 案件ごとのプロジェクト。議事録、資料、要件、モック |
| GitHub リポジトリ | 開発 | 設計書、コード、テスト結果、納品物 |
| GitHub Projects | 全員 | 案件ごとのタスクと進捗(今のExcelの代わり)。テンプレートから作成。画面は英語なので、ChatGPTに操作を頼んでもよい |
| Google Drive | 必要な時だけ | GitHubで渡せない納品物 |
開発に渡す前のチェックリスト
- クライアントの背景どんな会社か、今の業務のやり方
- 困っていること今の課題、なぜ今やりたいのか
- 目的何のためのシステムか
- 利用者誰が使うか、権限の違い
- 主な流れ例:予約 → 確認 → 通知
- 扱うデータ顧客、予約、スタッフなど
- やらないこと今回の対象外
- 画面イメージモックでクライアント確認済み
- 規模・条件利用人数、端末、予算、セキュリティ
- クライアントの合意上の内容でOKをもらっている
すべてそろっていない案件は、開発に渡さない。
納品前の品質基準
- テストカバレッジ90%以上
- 主要な流れのE2Eテストスクリーンショット付き
- 依存ライブラリはLTS版
- P0・P1の脆弱性がゼロ
- パスワードやキーがコードに含まれていない
- バックアップと元に戻す手順を確認済み
- マニュアル・FAQ作成済み
- 本番環境で動作確認済み
すべて満たしていないものは、納品しない。
別パターン:Notionを使う場合
| ツール | 使い方 |
| Notta | 打ち合わせの録音と文字起こし |
| Notion | 議事録、要件、タスク。日本語で使いやすく、クライアントとの共有もしやすい |
| GitHub | 開発(ChatGPT版と同じ) |
ChatGPT、Claude、GeminiなどどのAIもNotionとつながるので、各自が好きなAIを使えます。ただし、この形で回すにはNotionもNottaも有料プランが必要です。